2025 年 12 月 01 日 (月)
もっとアーラを市民に(市民アンケート調査から)可児市文化創造センターala 館長 篭橋義朗 可児市の市民アンケート調査の結果が市のホームページで発表されました。その中で「可児市の自慢できるもの」という項目では、「ぎふワールド・ローズガーデン」が...
2021- 館長 篭橋義朗
2025 年 12 月 01 日 (月)
もっとアーラを市民に(市民アンケート調査から)可児市文化創造センターala 館長 篭橋義朗 可児市の市民アンケート調査の結果が市のホームページで発表されました。その中で「可児市の自慢できるもの」という項目では、「ぎふワールド・ローズガーデン」が...
2025 年 10 月 01 日 (水)
もっとアーラを市民に可児市文化創造センターala 館長 篭橋義朗 文化芸術の秋を迎えました。アーラでは現在、プロデュース演劇公演、ala Collectionシリーズvol.16「ハハキのアミュレット」を南果歩・平田満...
2025 年 08 月 01 日 (金)
先生たちに感謝可児市文化創造センターala 館長 篭橋義朗 アーラでは年間を通して、公立の小中学校に音楽、落語などの芸術体験の機会をお届けしています。今回は、6月に「未来の演奏家プロジェクト」の一環である「小学校...
2025 年 06 月 01 日 (日)
市民と共に歩み続けるアーラ可児市文化創造センターala 館長 篭橋義朗 先日、アーラのフロントスタッフを長年務められたお二人の方が引退されるとのことで、ささやかな送別会が催され、私も参加させていただきました。20年以上にわた...
2025 年 04 月 01 日 (火)
「笑顔の劇場」をさらに可児市文化創造センターala 館長 篭橋義朗 春の陽光に誘われて近隣の保育園のちびっ子たちが水と緑の広場で歓声を上げ、走り回っています。イベントの有無にかかわらず訪れてくれる子ども連れのファミリー...
2021- 「人間の家」の劇場経営をナビゲートする。
2025 年 10 月 15 日 (水)
第27回 『あんぱん』からの学び-時代の空気とマーケティングの要諦。劇場経営・文化政策アナリスト 早稲田大学文化推進部参与 衛 紀生 我が家のこの1年のルーティンは、午前7時30分からNHKBSで朝の連続ドラマを観てベッドからリビングに出て、コーヒーミルでフレンチブレ...
2025 年 10 月 02 日 (木)
第26回 老いるということ、「認知症」のことが気にかかる年齢になった。劇場経営・文化政策アナリスト 早稲田大学文化推進部参与 衛 紀生 「還暦」の年に公立大学の教員と兼務で可児市文化創造センターalaの非常勤館長となって、2007年3月に飛び込みで不動産屋に行って広見の...
2025 年 09 月 21 日 (日)
第25回 老いるということ、「認知症」のことが気にかかる年齢になった。社会包摂経営は手段でしかない、多くの人々の寄り集まる劇場を ― 「顧客満足度」と「顧客幸福度」、マーケティングの定義の二極化。- 劇場経営・文化政策アナリスト 早稲田大学文化推進部参与 衛 紀生 はじめに 公共劇場職員は「花よりも花を咲かせる土になる」姿勢を。 可児市文化創造センターalaの館長に就任した2008年から13...
2025 年 07 月 03 日 (木)
第24回 変わらない人、変われない人。― 時代の変化と連鎖する経営の自在性を考える。劇場経営・文化政策アナリスト 早稲田大学文化推進部参与 衛 紀生 時代の変化を突き抜けて進むためにケインズから私たちが学ぶべきは。「人間が一番難しいのは新しい考えを受け入れることではない、古い考えを捨...
2025 年 05 月 26 日 (月)
第24回 「芸術マーケット」の急速な縮小がひたひたと迫っている実感-受取価値に「顧客幸福度」が求められる時代背景が見えてきた。文化政策/劇場経営アナリスト 衛 紀生 想定を超えた家計の困窮と、社会的孤立と孤独への地滑り的リスクゴールデン・ウィークの過ごし方のマスコミの事前調査で、宿泊をともなう旅行を計画している割合が極端に少...
2020 年 04 月 23 日 (木)
第85回 「ノアの箱舟」は何処にある。可児市文化創造センターala館長兼劇場総監督 衛 紀生 以前から問題のあった歯と歯茎が2月末に口腔崩壊をして、日英共同制作『野兎たち/Missing People』の英国・リーズ公演には薄めに作った...
2019 年 10 月 20 日 (日)
第84回 ブラックホールに呑みこまれつつある日本の、「新しい夢のかたち」とは?可児市文化創造センターala館長兼劇場総監督 衛 紀生私はテレビを見るときにドキュメンタリーとニュースをザッピングして見るのだが、ニュースは特に気持ちが落ち込むこと 度々である。最近では自然災害や、...
2019 年 05 月 09 日 (木)
第83回 「生き方」の穂を継ぐ ― アーラを日本の劇場経営のスタンダードに。可児市文化創造センターala館長兼劇場総監督 衛 紀生 72年も走り続けてくると、何処かしらに錆が出たり、ガタがくるものである。東京に出張する時にたまに会うカミサンからは「無理なスケジュールを組みす...
2019 年 03 月 10 日 (日)
第82回 記憶に残る海外での食事は数えるほどしかない。可児市文化創造センターala館長兼劇場総監督 衛 紀生 アーラの常勤館長に就任した翌年の2009年からアプローチを始めて、2015年4月21日に提携契約を結んだリーズ・プレイハウス(当時ウエストヨー...
2018 年 10 月 25 日 (木)
第81回 日本社会の分断化を象徴する南青山の出来事。可児市文化創造センターala館長兼劇場総監督 衛 紀生 フジテレビの『笑っていいとも』はタモリさんの巧みな差配で長寿番組の代表格だったが、その前の「笑ってる場合ですよ」を憶えているだろうか。異曲同工...
2021 年 04 月 24 日 (土)
第85回 アーラを未来につなげる可児市文化創造センターala 事務局長 遠藤文彦早いもので、私がアーラに戻って1年が過ぎ、2度目の春となりました。 今年の春は例年と違い、新型コロナウイルス感染症により、私たちがかつて経験したことがな...
2020 年 10 月 20 日 (火)
第84回 館長のバラ可児市文化創造センターala 事務局長 遠藤文彦季節は変わり、10月。すっかり秋になり、とても過ごしやすくなりました。行楽の秋、どこかに出かけてみたくなりますね。ところで、可児市の花は「さつき」と「バ...
2020 年 03 月 31 日 (火)
第83回 「ロケット アーラ」 発射可児市文化創造センターala 事務局長 遠藤文彦 「ロケットを飛ばすんだ」「3段ロケットを!」 それは、2009年6月、今から10年前の防災訓練の後でした。 静まり返った休館のアーラ、地下の映像シアタ...
2018 年 10 月 25 日 (木)
第81回 1年で消えた「東美濃」ナンバープレート導入構想可児市文化創造センターala 事務局長 山口和己 昨年10月、東濃5市と可児市及び御嵩町の6市1町の行政や商工関係団体は、「東美濃ナンバー実現協議会」を発足させました。これは、中津川市に駅が予定されて...
2018 年 08 月 21 日 (火)
第80回 「クールシェアスポット」としてのアーラ可児市文化創造センターala 事務局長 山口和己 日本列島が猛烈な暑さに見舞われているこの夏、8月3日には名古屋市においてとうとう1890年(明治23年)の観測開始以降最高の40.3度を記録してしまい...
2007-2020 館長 衛紀生
2021 年 01 月 22 日 (金)
第214回 エッセンシャルワーカーとしての文化芸術「社会的処方箋活動」の実践 -戦略的アーツマーケティング(CSV)で文化芸術の社会包摂機能を解き放つ。可児市文化創造センターala 館長兼劇場総監督 衛 紀生 【文化芸術は不要不急か?】 今回の館長エッセイの標題は、文化庁の「文化芸術収益力強化事業(公募3)」にアプライした際の事業名です。昨年暮れも押...
2020 年 12 月 12 日 (土)
第213回「評価」は学びと更なる発展の機会、理解できない「ヒョウカ・ヅカレ」の言説。可児市文化創造センター館長兼劇場総監督 衛 紀生 九州大学大学院芸術工学院ソーシャルアートラボの中村美亜さんを中心とする、文化庁委託研究チームのズームによる「有識者委員&実行委員会 合同会議」が先日に...
2020 年 11 月 09 日 (月)
第212回 この国を「人間の家」にするために -残っている時間を何のために、誰のために、そしてSDGsへ。可児市文化創造センターala 館長兼劇場総監督 衛 紀生 今年度いっぱいで館長職を辞することについては、主治医から不整脈による心筋症を予防するためにニトログリセリンのフランドルテープを処方された3年前...
2020 年 09 月 17 日 (木)
第211回 コロナ禍で焙り出された「不完全な社会」から「未来」を創造する - コロナ禍での制約で、さらなる顧客志向の「劇場経営」を考える。(承前)可児市文化創造センターala 館長兼劇場総監督 衛 紀生 「有事下の緊急時」こそ顧客志向に特化する劇場経営を。 劇場と文化芸術の危機管理について、私は1995年2月の世界劇場会議国際フォーラムで次のよ...
2020 年 07 月 28 日 (火)
第210回 コロナ禍で焙り出された「不完全な社会」から「未来」を創造する ― 文化芸術と劇場音楽堂等の諸機能を「いのちのルネサンス」へ向かわせる。(下)可児市文化創造センターala 館長兼劇場総監督 衛 紀生 私はたびたび「いまだけ、金だけ、自分だけ」と、世界中を覆って、人々に感染している「ウイルス」である新自由主義的な経済思想に侵された人間の利己的...
2008.05.28 - 2008.07.23 連載
2009 年 04 月 15 日 (水)
最終章 公共文化施設の未来をデザインする。(2)文化や芸術への行政の取り組みは、行政の側の物質的・財政的・恩恵的余裕(カネ)と、住民側ののんびりとした余暇(ヒマ)があってのもの、という先入観は行政にも住民にも根強く、いかにも手ごわいのである。 (中...
2009 年 04 月 01 日 (水)
最終章 公共文化施設の未来をデザインする。(1)公共劇場・ホールや美術館、スポーツ施設などは、あくまでも政策目的を達成するための「手段」であって、むろん設置自体が政策目的では決してありません。そうあってはいけないと思います。地域の社会福祉政策目的、...
2009 年 03 月 18 日 (水)
第五章 戦略的アライアンスの展開―「機会」を創り出す経営。(3)団体はその後で、どんな種類のコラボレーションをするのか、どの潜在的パートナーがそのニーズを満たすために役立つかを見極め、自分の団体がコラボレーターに対してどんな機会を提供できるか判断するべき。戦略的コ...
2009 年 03 月 04 日 (水)
第五章 戦略的アライアンスの展開―「機会」を創り出す経営。(2)コラボレーションという言葉は非営利アーツ団体によって広く使われている言葉であり、様々な共同活動を意味する。全市的なアーツ・フェスティバルや、各イベントへの企業スポンサーシップがその一例だが、こうした試...
2009 年 02 月 18 日 (水)
第五章 戦略的アライアンスの展開―「機会」を創り出す経営。(1)アグレッシブに「変化」を取り込む経営。 企業・組織は、その業種業態にかかわらず、売り上げ、ひいては利益を上げていくには、次の3つの営業活動に従事しなければならないと言われている。 ■見込み客に働き...
2010.07.17 - 2011.07.16 連載
2011 年 07 月 16 日 (土)
第七章 High-touch Marketingが「創客」を進める。コミュニケーションは、話す方が主導するように思われがちだが、聞く方がその成立に大きく関与している。コミュニケーションは、双方向でありながらも、「共感」することで成立する人間関係の作法だからだ。マーケテ...
2011 年 01 月 27 日 (木)
第六章「共有地」としての地域劇場は何処にあるのか。公共性は、同一性によってではなく相互性によって媒介される「共同性」である。各人それぞれに現われるものが言葉において互いに交換されるかぎりで、この「共同性」(共通世界のリアリティ)は人びとの間に形成され...
2010 年 11 月 05 日 (金)
第五章「創客」は誤解されている。素晴らしいパフォーマンスを作るものは何か、というのはよく聞かれる質問だが、この質問は翻って言えば、素晴らしい観客を創るものは何か、ということである。 (P・コトラー&J・S・バーンスタイン『S...
2010 年 09 月 30 日 (木)
第四章 どんな鳥だって、想像力よりは高く飛べない。「マーケティングは、長いあいだ、人々の物質的福祉の向上をそのねらいとしてきました。しかし、今日では、人々の社会的・文化的福祉の改善という責任も果たさなければならないのです。大変皮肉なことには、物質的進...
2010 年 09 月 01 日 (水)
第三章 ベス・チャトーの「奇跡の庭」のように。「マーケティングとは、複数の当事者が相互に関わり合い、対話を通じて新しい価値を作り出し、ともに目的を達成し、かつ相互の変化と再組織を推進していく、継続的・螺旋状のプロセスをいう」(井関利明 ...