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「こよみのよぶね」にアーラまち元気部が制作参加しました!
2025 年 12 月 10 日 (水)

中高生の体験活動の場である「アーラまち元気部」のメンバーが、岐阜の風物詩である「こよみのよぶね」の制作に参加しました。地元のごちゃまぜアートの会と共にデザインを考案し、多くの市民の皆さんの協力を得ながら、竹による骨組みづくり、和紙塗り、和紙貼りといった工程を経て、「こよみのよぶね“7”」が見事に完成しました。
この行灯の最大のポイントは、「7」の数字と共に浮かび上がる「太陽」のデザインです。デザイン会議の際に「アーラ」が持つイメージとして、「あたたかく心地よく、みんなを照らす『太陽みたいな存在』」という意見が多く出たことから、太陽をデザインに組み込みました。
この「7と太陽」という縁起のよい組み合わせに、さらに偶然にも可児市の「可」の文字に見えるという嬉しい発見があり、地域への愛着を感じさせる、可児市らしい特別な行灯となりました。
完成した「こよみのよぶねの“7”」は、12月19日までアーラにて展示されています。ぜひ、ご覧ください。

「こよみのよぶね」は、冬至の夜、岐阜・長良川に巨大な光のオブジェを浮かべる幻想的な行事です。千年以上の歴史を持つ美濃和紙や提灯など、岐阜の「あかり」の伝統文化を背景に、2006年に世界的アーティスト日比野克彦氏の提唱で始まりました。高さ5メートルの1から12の数字と干支の巨大行灯は、プロではなく、地域の市民グループが数ヶ月かけて制作。一つとして同じものがない13基のあかりが、市民の熱意と地域のアイデンティティを川面に映し出します。12/22冬至の日に、一年の区切りとしてこの岐阜ならではの冬の風物詩を長良川で楽しみください。
http://www.koyominoyobune.org/
