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アフターコロナの「みんなの笑顔」

梅雨の晴れ間の日曜日、アーラでみんなのディスコ2023を開催しました。
みんなのディスコとは、障がいのある人もない人も、それぞれが違いを受け入れて音楽を楽しむダンス企画です。今回は本当にたくさんの方の申し込みがあり、当日の会場は障がいの有無や性別問わず、老若男女、多種多様な参加者でいっぱいになりました。

今回は「七夕」をテーマに、会場の天井に天の川をモチーフにしたキラキラした美術装飾と、入口には笹と短冊を飾り付けをして、七夕らしい季節感を演出。また新企画として、今回はみんなのディスコの中で「ファッションショー」も開催しました。となりの部屋でフェイスペイントやヘアメイク、仮装グッズを着込んだ後、ダンスフロアで踊り、ショーではその衣装でランウェイを歩き、みんなの注目を浴びました。

ある障がい者の参加者は、普段、おしゃれをすることにハードルを感じており、フェイスペイントのブースを何度もいったり来たりして、躊躇していました。それでも勇気を出してメイクをし、スポットライトを浴びながらランウェイを歩き、周りの聴衆からの喝さいのなか自分なりのポージングをするシーンがありました。
別の知的障がいのある青年は、音が大きい場所、人が多いのは苦手でしたが、のびのびと身体を動かし無心で踊り、時にはステージに上がり、気持ちよく自分流のパフォーマンスを楽しんでいました。

そんな風にそれぞれの参加者にとって、新しい自分との出会いの場になっていたようでした。コロナ禍によってリアルに会うことが難しく、我慢することが多かった分、会場では、たくさんの弾ける笑顔がありました。

事業制作課　半田