まち元気リンクワーカー
まち元気リンクワーカーとは、文化芸術による場づくりなどを通して人や地域や社会資源をつなげることで、人の幸せに貢献し、地域を元気にする「つなぎ手」。人と人、人と事をつないで地域に新しい価値をつくることに喜びを感じる方のコミュニティです。
誰かの幸せのために、アートで地域につながりをつくる充実感
アーラの「まち元気プロジェクト」は、全ての人々が“違い”を価値として受容し、自分らしく幸福に共生できる社会の実現というビジョンを掲げています。
乳幼児までの多世代、外国籍・障がい者・学校関係者などの幅広い対象者へ、演劇・クラシック音楽・ジャズ・ダンス・映画・展示会・シンポジウムなどの35事業、実施回数779回、参加者数延べ6,000人(2023年度)の規模で実施して、文化芸術を介した地域のつながりづくり、支え合いのネットワークづくりに取り組んでいます。
その中で、アーラのみではなく、地域の中ですでに様々な課題に対して居場所づくりをしている団体や個人とも有機的に連携して支え合いのネットワークづくりをするために、2023年度から「まち元気リンクワーカー養成講座」を実施しています。
孤立という病に対し、薬ではなく地域の人のつながりを処方する「社会的処方」の概念をベースにして人と人、人と場所を結びつけるリンクワーカーとなる資質のある方に対して、自身の経験、専門領域を活かして、コミュニティプログラムのコーディネートやリンクワーカーとしての役割を担える17名のメンバーを養成しました。
高齢者サロンの関係者、助産師、PTA関係者、市役所職員、会社員、大学生、国際交流関係職員、障害者支援施設職員、被災地ボランティア市民など様々なメンバーで、月に2回程度ミーティングを重ね、地域の文化芸術を介したつながりづくりに取り組んでいます。 2025年度には、アーラで開催する社会包摂・社会的処方のプログラム見本市「まち元気EXPO」の企画運営にも携わります。
団体名 | まち元気リンクワーカー |
団体説明 | 人と人、人と事をつないで地域に新しい価値をつくることに喜びを感じる方のコミュニティ |
活動日程 | 通年 |
人数 | 17名 |
活動場所 | アーラ館内(主に創造スタッフ室)ほか、地域の居場所等 |