Event report
公演レポート
新日本フィルメンバーと仲間たち
2025 年 08 月 17 日 (日)
演奏とトークで味わう長谷川彰子率いるカルテット

夏の暑さが残る8月17日、可児市文化創造センターala小劇場にて、新日本フィルハーモニー交響楽団首席チェロ奏者・長谷川彰子を中心とした実力派弦楽四重奏団による、3度目のコンサートを開催しました。
プログラムは、モーツァルトの軽やかで優美なディヴェルティメント ニ長調K.136で華やかに開幕。続くベートーヴェンの弦楽三重奏のためのセレナーデでは、3人による繊細なアンサンブルが会場を魅了しました。メインのベートーヴェン弦楽四重奏曲嬰ハ短調作品131では、演奏前のレクチャーにより聴衆の理解が深まり、その後の演奏がより一層心に響きました。

山本美樹子、三雲はるなの息の合ったヴァイオリンデュオ、脇屋冴子の豊かなヴィオラの響き、そして長谷川彰子の包容力あるチェロが織りなす見事なアンサンブルに、満席の聴衆からは惜しみない拍手が送られました。親しみやすく、かつ室内楽を堪能できる素晴らしい演奏会となりました。
創造事業課 半田
公演アンケートより
難しい曲ですが長谷川さんの解説や楽器の役割や位置づけなどわかりやすかったです。山本さんの真摯な向き合い方や解説(時代背景など)でより美しい音楽が楽しめました。(70代・女性)
演奏者の話が聞けて良かったです。生の声をこれからも聞きたいです。(60代・女性)
日 程
2025年8月17日(金)14:00
会 場
可児市文化創造センターala 小劇場
出 演
山本美樹子(ヴァイオリン)
三雲はるな(ヴァイオリン)
脇屋冴子(ヴィオラ)
長谷川彰子(チェロ)
集客数
198人
主 催
新日本フィルメンバーと仲間たち
共 催
(公財)可児市文化芸術振興財団
プログラム
モーツァルト ディヴェルティメントニ長調 K.136
ベートーヴェン 弦楽三重奏のためのセレナーデ
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲嬰ハ短調レクチャー
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲嬰ハ短調 作品131