Event report

公演レポート

音楽の絵本 CALYPS(カリプソ)

2025 年 05 月 11 日 (日)

ゆかいな動物が大活躍!「母の日」に楽しむ夢いっぱいのコンサート

母の日の思い出

毎年5月の第2日曜日。「母の日」のアーラは、こども達の笑顔が絶えません。それは「ズーラシアンブラス」のコンサート、「音楽の絵本」があるからです。

今年、誕生25周年を迎えた「ズーラシアンブラス」は、多彩な動物演奏家たちによる楽しいコンサートです。今や年間150本を超える演奏会を日本全国、そして海外でも行なっています。アーラでは2009年から、建物の改修で公演が行なえなかった2020年を除いて毎年公演を行い、今年で16回目となりました。毎回たくさんの方々に来ていただいていますが、リピーターがとても多いように思えます。それは、公演会場で売られている動物演奏家のぬいぐるみを抱えて一緒にご入場されるこども達を目にすることが、とても多いからです。「はじめてのクラシック(コンサート)体験。」を謳っていますが、はじめての思い出がとても良かったのかなという事が感じられて、大変温かい気持ちになります。そして考えるのです。私たちが、提供しているものは何なのか、ということを。

「ズーラシアンブラス」の方たちは、「親子がともに楽しめるコンサート」であることを大切にされていて、鑑賞が豊かな親子のコミュニケーションにつながって欲しいと考えているそうです。人と人とのつながりによって社会を豊かにする「社会包摂」を理念に掲げる劇場であるアーラも、思いは同じです。私たちが提供しているのは、単なるコンサートではない、親子の良き繋がりのもとになる体験であり、大切な思い出なのではないだろうか。

そんな思いを込めて、お帰りの際には子どもたちに「お母さんにプレゼントしてあげて」と伝えながら、1本のカーネーションを手渡ししています。

毎年毎年、何年も通っていた子も、いずれは来なくなる年が来ると思います。

でも、母の日になると、この日の事を思い出してくれるはずです。

そしていつか、子どもを連れて帰ってきてくれたら最高だな、と思います。

創造事業課 中尾

公演アンケートより

子どもたちは主劇場で初めてのコンサートでしたが、とてもよく笑い楽しい時間を過ごしていました。(40代・女性)

ズーラシアンブラスが大好きで推しの動物さんが出演する公演のため、16回目にして初めてお伺いしました。今までのフライヤーの掲示に母の日のお花のプレゼント、とても素敵でした!また来たい場所が増えました。楽しかったです。ありがとうございました!(50代・女性)

子供も大人も楽しめる曲がたくさんあり、子供もすごく喜んでいました。とても癒されました。(40代・女性)

日程

2025年05月11日(日)14:00

会場

可児市文化創造センターala 主劇場

出演者

ズーラシアンブラスセブン
たたきのトリ:スカーレット(スティールパン)
       アイリス(パーカッション)
オコジョ(ギター)
ジョン(コントラバス)

集客数

841人

主催

(公財)可児市文化芸術振興財団

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