歌舞伎とおしゃべりの会8月
芝居のアクセント~歌舞伎「ツケ打ち」の巨匠が登場!~
歌舞伎の見せ場の随所に入る木を打つ音を「ツケ」と言い、ツケを打つ人を俗に「ツケ打ちさん」と呼びます。
59年間という長い年月歌舞伎に関わり、昨年11月に80歳で引退した「ツケ打ちさん」のレジェンド、芝田正利さんをゲストに迎え、歌舞伎に関する様々なお話、舞台と共にある人生の醍醐味をお話いただきます。
ご案内は、初心者から楽しめる古典芸能解説が大人気の葛西聖司さんです。
―ツケ(附け)とは?―
舞台上で木を打って、役者の演技を強調したり、見せ場を盛り上げたりする音のことです。
歌舞伎の重要な演出で、役者の動きに合わせてツケが入ることで演技が完成する場面もあります。
ツケ打ちの仕事は高い技術だけでなく、演目・役者・舞台などの知識、芝居心などが求められます。
協力:可児歌舞伎