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ala まち元気プロジェクトレポート

新日本フィルハーモニー交響楽団 おでかけコンサート

2022 年 07 月 01 日 (金)

音楽を通じた心のつながり

今回は5日間の日程のうち、前半3日間を弦楽四重奏、後半の2日間をピアノ三重奏が小学校や中学校、障がい者福祉施設を訪れて演奏を行いました。

小中学校では普段目にすることのないプロの演奏家がクラシックの名曲やポップスなど様々な楽曲を演奏する姿にみなさん興味津々。学校行事が中止となったり音楽の授業で合唱ができなかったりといった状況のなかで、今回のおでかけコンサートを楽しみにしていた児童・生徒もたくさんいたようです。例年では校歌を演奏者の伴奏で歌ったり、楽器の体験コーナーで弦楽器を手に触れてみたりすることができるのですが、コロナ禍でそれができません。それでも、弦楽四重奏と手拍子で共演したり、質問コーナーではたくさんの質問が上がったりと楽団員との交流を深めることができました。

障がい者福祉施設では、知的障がいや身体障がいなどで、普段座ったまま音楽を聴き続けることが難しい皆さんがピアノと弦楽器で奏でられる音楽に熱心に耳を傾けていました。終演後は熱狂的な拍手が数分間続き、急遽アンコールで「ふるさと」が演奏されるなど、思いがけないサプライズがありました。

コロナ禍により様々な制限のあるなかでの開催でしたが、演奏を通じて楽団員と交流ができたことは、参加者にとって貴重な体験になったのではないかと思います。音楽を通じた「つながり」を今後も深めていければと思います。

事業制作課 小谷

日  程

2021.11.8~11.12(計12回)

会  場

土田小学校、広見小学校、兼山小学校、今渡北小学校、西可児中学校
障がい福祉サービス事業所 ふれあいの里可児

集  客

556人

出 演 者

<弦楽四重奏> ヴァイオリン:松崎千鶴、田村安紗美
        ヴィオラ:高橋正人 チェロ:多田麗王
<ピアノ三重奏>ヴァイオリン:古日山倫世

協  力

可児市教育委員会

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