1962年、長崎県生まれ。東京都在住。マレビトの会代表。1993年『坂の上の家』で第一回OMS戯曲賞大賞受賞、1996年『海と日傘』で岸田國士戯曲賞、1997年『月の岬』で読売演劇大賞作品賞、1998年『夏の砂の上』で読売文学賞受賞。2003年より演劇の可能性を模索する集団「マレビトの会」を結成。主な作品に「cryptograph」(2007年)父への手紙」(2009年)、写真家笹岡啓子との共同作品「PARK CITY」(2009年)、「HIROSHIMA-HAPCHEON:二つの都市をめぐる展覧会」(2010年)、「アンティゴネーへの旅の記録とその上演」(2012年)、「長崎を上演する」(2015年)などがある。
演出家・劇作家
「人の心」に焦点をあてる繊細で緻密な側面を持ちながらも、奔放さと大胆さを兼ね備えた演出には定評があり、小劇場から新劇、ミュージカルとジャンルを選ばない。また俳優養成やプロレッスン、ワークショップコーチなど、その活動は多岐に渡る。高瀬久男(文学座)に師事。桜美林大学非常勤講師。燐光群「カムアウト2016←→1989」(坂手洋二作)・青年劇場「郡上の立百姓」(こばやしひろし作)・椿組+親八会「海ゆかば水漬く屍」(別役実作)の三作の演出で毎日芸術賞第19回千田是也賞。メメントC「ダム」で文化庁芸術祭優秀賞など受賞。
美術……乘峯 雅寛
照明……竹林 功
音響……近藤 達史
衣裳……中村 洋一
舞台監督……加藤 元基
宣伝美術……峯岸 和男
イラスト……梁川 友世
制作……澤村 潤、福原 汐美、馬場 順子
プロダクションマネージャー……村松 明彦
シニアアドバイザー……衛 紀生