吉村平吉役:平幹二朗
俳優座では千田是也氏に師事。退団を機に浅利慶太演出の「ハムレット」に出演、新境地を開く。その後蜷川幸雄演出の作品にも多く出演、主な作品は「王女メディア」「近松心中物語」「NINAGAWAマクベス」等があり、これらの作品は海外でも高い評価を得た。その後病を経て約10年後、蜷川氏と再会「王女メディア」「テンペスト」「近松心中物語」を再演。新作「グリークス」など氏とのコンビが復活。 一方、自らが主催する(幹の会)でシェイクスピア全作品の上演をライフワークとし、現在10作品目を数える。1998年~1999年にかけて上演した「十二夜」では得意とする悲劇に加えて喜劇の面でも新境地を開き2001、2005年の幹の会公演「冬物語」、2002年の「リア王」、2004年「オイディプス王」、2006年~2007年「オセロー」では主演の他に演出も手掛けている。