ala開館20周年ー思い出を振り返る“再会の場“を中高生たちが演出
7月は主な活動として「ala開館20周年写真展」の会場装飾を行いまいた。写真展のテーマ「つなげる、つながる」をどう表現するか、まち元気部メンバーの中高生で話し合いました。主劇場の客席や幕をイメージして、ベルベット地の赤い布を使うアイディアが出て、それをリボン状につなげて装飾することに。結んでもらうのは市内7ヶ所の高齢者サロンの方々に頼んで、これまでの人と人とのつながりを思い出しながら一つ一つ結んでもらいました。およそ1000mのリボンをアーチ状に会場に設置すると、800枚の思い出の写真と共に、つながりを象徴する空間が生まれ、仕上げにメンバーお手製の看板を設置して展示会場が完成しました。
会期中、アーラの市民参加公演やワークショップに参加くれた方々が500名ほど来場してくださり、当時のことや、出会った方々のことを思い出している様子でした。会場で久々の再会を喜んでいる姿が印象的でした。
来場者に短冊にコメントを書いてもらうアイディアが中高生から出て、会場には「ステキな出会いをありがとう!」といったメッセージや、「いろいろな人と上手く話せるようになりたい」と入った願いなど様々な想いが書かれていました。そんな想いに包まれた写真展の会場をまち元気部の生徒たちが見事に創り上げてくれました。