新聞紙で作ったアニマルたちがやってくる!
新聞紙アニマルたちがやってくる‼ を終えて
「わツー 大きい!」との子供の声、そして「ここに座ってもいいの?」
「はい、どうぞ座ってください。写真撮影OKですので沢山撮ってください。」とのスタッフの声
今回の新聞紙アート展 〝新聞紙アニマルたちがやってくる‼〟の会場での一コマです。
全長18mの大きな龍の背中にまたがっての写真撮影は誰もが初めての経験です。そして楽しそうな笑顔でポーズをとり何枚も撮っていました。
またある日は朝から大勢の人が鑑賞に来られたので、場内の人数制限を行いながら鑑賞して頂きました。聞くところによると「今日の新聞に掲載されていたので興味がわき見に来たよ」とおっしゃっていました。新聞に掲載されると凄い影響力があるものだと感心致しました。
集合時間は8月11日午後からです。ということで昼食を済ませてからアーラへ向かい、美術ロフトへ着いてからスタッフのみんなと台を運んだりイスや机の準備をしていて暫くたってから「なんめんさん遅れるようです。」との伝言がありました。「お盆時期だから道路混んでいるやろな」「来られるまで待つしかないね」とか言いながら到着を待っていました。
到着してすぐに荷物を車から降ろし全員でロフトへの運びとなりました。そして全員が驚いたのは今回の目玉である龍の頭でした。「こんな大きなの見たことがない。」「凄い!」とか色々言葉が発せられたのです。
驚きも束の間「これからこの龍を皆さんに組み立ててもらいます。」となんめんさんの声、「えッ!」と又我々の驚きの声「まさか?これを?」と半信半疑での遣り取り。しかしやるしかないので作り方の説明を受けました。
「初めにこの新聞紙の両側にマジックテープを貼ってください。」 「ハイ」
「次にその新聞紙で丸めた胴体をくるんでください。」 「???・・・」
「ピッタリでなくダバダバでよいです。」 「隙間があきますが?」
「隙間が空いて良いです。」 「なんかクシャクシャだね。」
「次は少し持ち上げてもらえます。」 「ここに針金巻いて、それから・・・」
「補強にワイヤー一本張ります。」とか「ここはもっと上げて、もう少し上げて」とか遣り取りしながら針金を少し伸ばしたり短くしたりしながら何とか全体像を把握しながらの初日でした。
二日目の12日は朝からの作業でそれぞれの繋ぎ目をどの様に着飾っていくのかということから始まりました。
「シワの所は新しい新聞紙を貼ってください。」とか「尻尾はもう少し上げてください。」と言うなんめんさんの指示でそれぞれに作業を進めて行き夕方4時頃に何とか全体像が出来上がり、そして胴体と尻尾がより高くなる様にバトンを少しずつ上げて行き迫力のある大きな龍の完成となりました。
「やったー!完成した」「凄い、大きい!」と感慨深げにしていましたが、まだ作業が残っていたのです。そう、まだ小物の陳列が残っていたのです。大雑把の配置は行っていましたが最終的な配置がまだでした。「ではこれに合わせて照明の向き変えて」と配置に合わせて照明の向きの調整も同時に行って行きました。そして午後8時頃に全ての作業を終えて初日の展示会を迎えることができたのです。
今回の新聞紙アート、最初は新聞紙でどんな物が?と疑問がありましたが実際に携わってみて凄い驚きと感動が溢れてきました。動物の形そして顔の表情が本当に素晴らしく出来ていて只々驚くばかりでした。
8月13日(土)から8月21日(日)までの開催で1563名の来場者があり大盛況で終えたと思います。この場を借りてお礼申し上げます。なんめんさん、ありがとうございました。
新聞紙で作ったアニマルたちがやってくる!
□ 日 時 8/13(土)~8/21(日) 9:30~17:00 ※16日(火)は休館
□ 会 場 美術ロフト □ 入場無料
毎日届くけれど読み終えたら古紙に出してしまう新聞紙を、丸めて固めた造形の動物たちを制作する「新聞紙アニマルアーティスト:なんめん よしこ」の作品展です。今にも動き出しそうな子犬や可愛いしぐさの子猫などをはじめ、多くの動物たちをリアルに制作した作品ばかりで、なかでも空から舞い降りた長さ18mの「龍」は圧巻で迫力満点です。表情豊かな動物たちに心が和み、つい触ってみたくなるワクワク感と夢がいっぱいの空間です。
ワークショップの申し込み用紙は、下記をクリックして下さい。
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フクロウ 猫
子犬
新聞紙アニマルアーティスト ”なんめんよしこ”さんの展示の様子をリンクしました。
https://sinbunsifukurou.jimdofree.com/