1月18日（水）より美術ロフトで”神様仏様”の展示会が行われました。鎌倉時代のもので最大の版画と思われる当麻寺の仏様や、三輪神社の乱版不動明王の版画など、約百点。作品から温かいものを感じ「一つひとつの作品 には解説文はあえて付けていません。自分の感性を大切にしてほしい。 原板に近い線のはっきりしたものがいいとは限りません。擦り切れても 良いものは心に訴えかけてくるものです。」と解説されました。屋根裏から出てきた版画や菩薩様の中から出てきたお経の紙片、アフ リカで信仰されていた神様像も数多くあり、来場された方は「擦り切れた版の作品のほうが味があるね」 「信仰の深さが原板を大切にしていると思います」「大きな 会場ではゆっくり見れないけれど、アーラでは心行くまで観賞できる、 それがとても贅沢なことだと思いました」。などと語られました。今回の来場者約600名の方が神様仏様 に出会えました この企画展シリーズ１3回目の次回が楽しみです。
