ala Collectionシリーズとは


可児が発信する日本初の演劇プロジェクト。


ala が創ります。
ala Collectionシリーズは、可児市文化創造センター(ala)のプロデュース公演により、10年以上前に舞台化されて評価を得ながら再演されていない作品を、リメイクして再評価するプロジェクトです。

ala で創ります。
ala Collectionシリーズは、東京で活躍するプロの役者・スタッフが1ヶ月半可児市内の民家などに滞在し生活しながら、稽古、制作活動を行います。街で見かけたら声をかけてください。

alaから東京へ。そして全国へ。
演劇作品は通常、東京で制作され全国へ発信されるもの。
しかしala Collectionシリーズは、可児で制作し、可児市文化創造センターでの公演の後、新国立劇場(東京)で公演。来年度には全国ツアー公演を予定しています。地域から全国に作品を発信するということは、まさに日本初の試みです。


ala Collectionシリーズは、10年以上前に舞台化されて評価を得ながら再演されていない作品をリメイクして再評価をする話題性に富んだプロジェクトです。
可児市文化創造センター(ala)は、世界的に整った施設を持ちながら、開館以来5ヵ年は制作事業をしてきませんでした。これを見直し、毎年3本の制作事業のうち、このシリーズは、可児市にアーチスト・イン・レジデンスをして稽古をして当地での一週間公演、東京・新国立劇場小劇場での一週間の東京公演を実施するスキームを考えています

第1回としては、『フルハウス』で野間文芸新人賞、泉鏡花文学賞、『家族シネマ』で芥川賞、『命』三部作で話題をさらった柳美里の出世作『向日葵の柩』を取り上げます。演出には、同舞台の初演を手がけ、映画『夜を賭けて』で毎日映画コンクール、スポニチグランプリ新人賞、日本映画監督協会新人賞を受賞、舞台『少女都市からの呼び声』で文化庁芸術祭賞を受賞している新宿梁山泊の金守珍が担当します。初演時に小田島雄志氏、故尾崎宏次氏、七字英輔氏に是非ともいま一度光を当てて劇作家・柳美里を再評価したいと思いなど一級の演劇評論家から絶賛を受けながら、17年たっても再演されていないこの作品ます。スケールの大きな劇作家の登場が待たれる演劇界に一石を投じる、話題性に富んだ企画であることに確信を持ちます

また、翌年の1ヶ月前後の全国公演も視野に入れております。日本の新しい演劇の波が可児市から起こることに期待が寄せられています。